資格試験 -受験の極意-

資格の種類と特性

資格の種類と特性 前ページでも少し触れたように、現在、日本国内には約3,000もの資格が存在しています。その中には、スキルやキャリアアップにつながらない資格も多く存在していることを考えると、多少、乱立気味であるともいえます。

しかしながら、ひとくちに資格といっても、法律によりその種類は厳格に分類されています。もちろん、その種類により社会的評価が決定されているわけではなく、価値は資格そのものにあり、業界のニーズにより価値が決定します。では、それぞれの資格の種類と特性を紹介しましょう。

《日本における資格の種類》

【国家資格】
その名の通り、法律に基づき国家が実施する試験などにより、その知識や 技能が規定基準に達していると認定された結果、許された一定の行為を許 可する資格です。なお一部の国家資格のなかには、資格取得者でない限り当 該行為を行うことを許されない資格があり、それを「業務独占資格」といい、 弁護士資格や医師資格などがそれに当たります。
★資格例:医師、弁護士、公認会計士、税理士、行政書士、社会保険労務士、 宅地建物取引主任者、情報処理技術者、気象予報士、栄養士など
【公的資格】
国家資格と民間資格の中間に位置し、主に省庁が認定した審査基準を基に、 公益法人や地方自治体などの主催団体により試験が実施され認定される。国 家資格ではないため、法律により定められた独占業務資格などは存在しな いが、資格により合格者には国家資格の受験資格を与えられたり、受験科 目の免除を受けられる資格も存在する。
★資格例:日商簿記検定、英語技能検定(英検)、漢字能力検定(漢検)など
【民間資格】
民間の企業や団体などが独自の審査基準を設け、任意でその能力や技能を 認定する資格。公的資格同様に法規制を受けるものではないため、業界単位 や団体単位のみで機能する資格が多く存在する一方、国内のみならず国際的 に認知・評価され、その能力が認められる資格も存在する。
★資格例:TOEIC、TOEFL、AFP、CFP、インテリアコーディネーター、臨床心理士など

上記のとおり、資格は3種類に分類され、その社会的認知や評価も異なるため、自身が受験しようとする資格が許可及び機能する業務範囲、そして、目標を実現するスキルが手に入るかなど、受験を決意する前には十分な検討が必要です。